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空売り推奨の本質的理由

空売り推奨の本質的理由

 何のために株式投資をするのか?と言えば、儲けるため、利益を得るため、資産を増やすため、であることは改めて言うまでもありません。

市場に参加している投資家全員がそう思って投資行動を行っているわけです。したがって買い方は、株価上昇後に売ること(利食い)で、売り方は株価下落後に買い戻すこと(利食い)で利益を得ようと行動します。

当たり前ですがそれが株式市場における投資行動の基本ですね。しかし、一見単純そうに見えるこの投資行動は、実は非常に複雑で分かり辛いもの。

だからこそ、集約的に整理することで、投資戦略が見えてくるのです。


株式相場における需給の基本


日経225銘柄やそれに準ずる銘柄は個人投資家が買いも空売りもできる信用貸借銘柄です。

信用貸借銘柄は大抵の場合、「買い>空売り」という信用取り組みになっています。買い方のほうが多いということは基本は「買って売ることで利益を得ることを目的とた投資家が多いと言うことになります。

したがって、この多数派である買い方は、目標の含み益が出れば必ず売って益出しをする、言わば「売り方予備軍」なのです。


そうした状況では、多数派の買い方は様々な変化が起きればすぐに行動しようとします。


たとえば個別に好材料が出たら株価は買われて上昇しますが、そうなるとまず買い方が考えることは「何処で売ろうか」ということでしょう。

反対に悪材料が出てしまえば、「すぐに売らないと大変だ」という心理が多数派の買い方に働くことになります。

つまり個別株の需給で言えば、基本的には多数派の「買い方」の行動に株価は左右されると言うことになります。


株式相場においては、「買い方」と「売り方」の信用枚数の差が決定的な需給の要素になっています。

もちろん、株価が上昇するときは「買い」+「空売りの買い戻し」になるし、株価が下落するときは「売り」+「新規空売り」というバイアスが働くわけですが、トータルの需給で買い方が多ければ、やはり買い方の行動で株価は左右されることになります。

これが株取引における需給の基本です。



需給による株価変動


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株価は多数派の行動によって決まるわけですから、株価上昇局面では徐々に買いが入ってきて、買いの枚数が増えてゆくことになります。

買い方はエントリーする前は全員が「買いたい投資家」であるのに対し、エントリーの瞬間から「(潜在的に)売りたい投資家」に変わります。それが市場における買いのポジションと言うことになります。


ですから株価上昇に連れて、買い方という多数派が売りたいけれどまだ上昇する(かもしれないので)我慢して株価の行方を気にしている状況です。

そしてもうそろそろ売り時と多くの買い方が感じた瞬間に、我先にと利食いされることになります。そうした投資家の心理が「上昇10日下落5日」という形になって現れるわけですね。

こうした需給は、基本的に株価が変動しなくても信用買いと信用売りの差で常にキープされています。



株は空売りで獲る【短期投資の鉄則】

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株式投資を買い目線と同時に売り目線で見ている投資家であるならば、上昇局面を売り目線で、下落局面では逆に買い目線で客観的に需給を観察することができます。

自らエントリーしていながら客観的な見方ができると言うのは、非常に重要であり、かつ勝利に直結した姿勢と言えます。

まして短期投資であるなら、時間のかかる「買い」でポジションを持ちながらじっくりと売り目線で観察できる・・・。そして、売り目線だからこそ、下落スピードの速い売り局面に対応することが可能と言えます。

そうした需給に対する客観的な視点を欠けば、売り局面で付いて行けずに一気に含み益を溶かしてしまうことも十分に有り得ることです。

しかし短期投資で利益を積むためには、下落局面は絶対に無視することはできません。むしろ下落局面こそが短期間でハイパフォーマンスを実現する絶好のチャンスです。

そのチャンスを確実にものにするために、「空売り」は特に短期投資家にとっては極めて重要な方法です。


買いも空売りも。需給の基本を身につけるための投資手法がここに 



短期投資家は「市場にエントリーしてる時間がリスクテイク」という意識が高いと思います。だから同じパフォーマンスであるならば、短時間である方がリスクが減少します。

この考え方はプロのディーラーや海外短期筋は全員心得ていて、だからこそロング/ショートで空売りにウエイトをかけて利益の7割を「空売り」でたたき出しているのです。

そうした相場に個人投資家が「買い」だけで挑むこと自体、客観的に見て無謀と言えるのではないでしょうか?


個人投資家の短期投資の基本は、「買い」で欲張らずに獲って、「空売り」のタイミングを計って乗ること。これが「勝つことの必須条件」になります。この「ロング/ショート」ができなければ、短期投資による資産運用は夢で終わる可能性が極めて高いでしょう。


 
ロング/ショートの片張り戦略の基本を身につける。現役のプロプレーヤーが指南